あらゆる女性へ向けて、ちょっとした工夫や配慮でハッピーになるお酒の飲み方・楽しみ方、豆知識などをお届けする「今夜は呑まナイト!」。

よく、「私、日本酒を飲むと、次の日が辛いのよね」、「私は焼酎!」…、などという会話を耳にします。日本酒、ワイン、焼酎、ブランデー、ウィスキー…。どれもアルコールの入った「お酒」ですが、その製造方法は、大きく2つに分かれるのです。

6回目の今回は、お酒のできるメカニズムと醸造酒・蒸留酒の違いについて簡単に解説します。自分の身体に合ったお酒選びと飲み方のヒントになるかもしれません。

■アルコール発酵が起こるメカニズム

アルコールは、微生物が糖分を食べることによって生み出されます。微生物といっても、ビールにはビール酵母、日本酒には麹など、さまざまです。

アルコールを生み出す微生物たちは、空気中にも含まれているんです。
空気中に含まれた微生物などによって、自然に行われるアルコール発酵でよく知られているのが、「猿酒」。猿が木の洞の中などに溜め込んでおいた果物が腐敗し、自然に発酵することで果実酒ができあがる。古来より中国の人たちは、猿が醸造した「猿酒」を、「旨いことこの上ない!」と言って、堪能していたとか。お酒の起源を語るときに欠かせない伝説です。


また、ブドウには天然の酵母が付いていることから、ワインは自然に発酵するのだとか。ブドウの天然酵母で作る自家製パンのブームがありましたね。

アルコールを生み出す微生物は、口内にも存在します。古来より「口噛み酒」なんてお酒が存在したくらいですから。果物などを口の中で噛んで、それを瓶に詰めて置いておくと、口内に存在した微生物が糖分を食べてアルコールが生み出されます。これによってできあがったお酒が「口噛み酒」。ちょっと抵抗があるかもしれませんが、昔はどこの国にもあったと言われています。

また、身近な例でいうと、フルーツジュースなどにイースト菌を入れることで、アルコール発酵は行われます。

※もっとも、ご注意あれ。酒税法の適用により、家庭で1%以上のアルコールを製造することは、法律で原則禁じられています!

こうした微生物によるアルコール発酵でできあがったお酒を、「醸造酒」といいます。一方で、「蒸留酒」というものも存在します。両者の違いは一体どこにあるのでしょう?

■醸造酒と蒸留酒の違い

ビール・日本酒・ワインなどは「醸造酒」、ウィスキー・焼酎・ブランデーなどは「蒸留酒」に分類されます。

蒸留酒とは、醸造酒を温め、気化したエタノールを集めて冷却することによって製造されます。水分とエタノールの沸点の違いを利用した製造方法です。

気化したエタノールを濃縮すればするほど、高いアルコール度数のお酒を生み出すことが可能になるので、蒸溜の方法によると「アルコール度数60%」など、高い度数のお酒を作り出すことができるんですね。

一般的に、醸造酒の方が体内でのアルコール分解に時間が掛かるといわれていますから、体質と飲酒時間によっては次の日のコンディションに大きな影響をもたらしそうです。

一方、蒸留酒で悪酔いしてしまう人は、もしかしたら炭酸などで割ったことにより口当たりが軽くなり、早いペースで飲み過ぎているのかもしれません。

「◯◯を飲むと、次の日が辛い」という人は、そのお酒の製造方法の違いに着目し、それによって飲み方やペースを変えてみるなどの工夫をしてみると、いつもと違う明日が待っているかもしれません。

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