これから春の行楽シーズン。ぽかぽかのお天気の中で家族で遊びに行くのにぴったりの季節ですね。小さな子どもと一緒におでかけするときに気になるのが、ズバリ「トイレ」。パパやママにとって、「ベビーカーで入れるの?」「ベビーチェアやベビーベッドはあるの?」「授乳できる場所は?」など、事前にチェックしておきたいポイントはたくさんありますよね。そんなときに、とっても便利な地図アプリをご紹介します。

■行きたいトイレをピンポイントで検索できる!

みなさんは「多機能トイレ」ってご存知ですか? 一般の男女トイレとは別に設置されていて、広めの個室になっているあのトイレのことです。平成18年に施行されたバリアフリー法で、駅や公共施設などに設置するよう定められたため、最近では数多く見かけるようになりました。

車いすやお年寄り、赤ちゃん連れなどが使いやすいように配慮されている多機能トイレは、子どもを持つパパやママにとってもありがたい存在。お出でかけ時には、それがどこにあるのかが分かっていれば、さらに安心ですよね。

そこで頼りになるのが、『Check A Toilet』というスマホアプリ。現在地や目的地を指定するだけで、その周辺の多機能トイレを表示してくれるんです。

このアプリを運営・管理しているのは、NPO法人Check。前職で、車いすの人や介護が必要な人のための旅行の企画営業を担当していた代表の金子健二さんが、2006年に設立したボランティア団体です。誰もが気兼ねなく、安心して外出できるバリアフリーな社会の実現を目指して運営されています。

■さっそくトイレを探してみよう!

『Check A Toilet』は、iOS、Androidでダウンロードが可能(ダウンロード方法は記事の1番下を参照)。ユーザー登録をして、さっそく使ってみましょう。

・たとえば、「山下公園」と検索すると…

山下公園周辺の多機能トイレがピンで表示されます。

・その中から、「山下公園 入口」というトイレをタップすると…

トイレの外観や内部の写真と設備の詳細が表示されます。

これなら、「ベビーシートがあるからオムツ替えできるな」とか、「男女共に設置されているから、パパでもママでもOKね」などの心構えができて便利です。これからの季節、ベビーカーで山下公園をのんびりお散歩、なんておすすめですよ。

■多機能トイレを見つけて登録すると、ポイントをもらえる!

『Check A Toilet』には、全国で約5万件、横浜市内では約500件の多機能トイレが登録されています。登録は1箇所所ずつ手作業で行われているため、全てのトイレをカバーできていないのが現状です。

そこで、トイレを検索するだけじゃなく、あなたが見つけた多機能トイレを登録してみませんか?

初期画面でユーザー登録すると、まだ地図上にない多機能トイレを追加登録することができます。せっかくチェックした良いトイレの情報を、横浜に訪れるパパ&ママとシェアしちゃいましょう!

・たとえば、クイーンズスクエア周辺の多機能トイレを登録したい場合は…

トイレの場所を地図の中央に合わせて、画面の登録ボタンをタップするだけ。

チェック項目は、「ベビーシート」「荷物置き場」「手すり」「段差」「授乳室」などの有無や形状など、私たちが普段、何気なくチェックしているポイントばかりです。

まずは自分が使用する前後に、スマホのカメラでトイレの写真をカシャ! アングルを変えて何枚か撮影したら、後から写真を見ながら設備を入力すればOKです。

また、多機能トイレを登録するとポイントが付与されます。ポイントごとに、感謝状やトイレツアーなど、素敵な贈呈品もあるそうです。横浜が日本一のトイレマップ充実エリアになるように、みなさんもどんどん登録してくださいね!

■トイレ渋滞を避けられる、横浜市内の「オープントイレ」

NPO法人Checkでは、誰もが暮らしやすい街づくりを推進するため、自治体や地域の事業者が皆で一般トイレや多機能トイレを貸し出し、地域全体でトイレ情報を共有する取り組みを行っています。

特に横浜では、地元企業の株式会社大川印刷とコラボした『OPEN Toilet Project(オープン・トイレ・プロジェクト)』を展開中。

これは、賛同する施設の入り口にステッカーを掲示して、ぶらっと街を歩いている人やスマホでのマップ検索などが苦手なお年寄り、日本を訪れた外国人などに、より分かりやすく、より気軽にトイレを利用してもらおうというもの。

上記の「オープントイレマーク(トイレ貸し出しサイン)」を掲示している商店街や商業施設、飲食店などでは、気軽にトイレを使うことができます。

現在このプロジェクトには、横浜・元町商店街(「 霧笛楼」「キタムラ」「北沢レース店」など)、横浜中華街(「ROUROU」「康華楼」など)、横浜マリンタワー、戸塚駅西口・戸塚宿ほのぼの商和会などが賛同しています。


写真はプロジェクト賛同店舗の1つ、馬車道にあるフレンチレストラン「ル サロン ド レギューム」。メニューボードの上に「オープントイレマーク」を掲示しています。

これからの季節、地域のお祭りや花火大会など、人がたくさん訪れるイベントがさかんに行われます。公衆トイレが長蛇の列で子どものトイレやオムツ替えが大変なときは、このステッカーが目印です。通常、飲食店などは「利用者以外はお断り」ということが多いのですが、オープントイレ賛同店舗なら大丈夫! 気軽に利用できますよ。

また今後は、大規模イベント時のトイレ探しなど、HaMaWoとのコラボ企画も検討中ですので、ご期待ください。

 

NPO法人Check

<『Check A Toilet』ダウンロード方法>

  • アンドロイド版(無料)
    Google play→「多機能トイレ」で検索→ダウンロード
  • iOS版(無料)
    App store→「社会貢献」で検索→ダウンロード